飼い主のマナー

飼い主の行動一つで、その資質がわかるといっても過言ではないと思います。
飼い主一人一人がマナーを守り、犬がよりよく住める環境作りが必要です。

飼い主のよりよい行動が、結果的に犬の幸せに結びつくと思うのです。

■シャベルをぶら提げた飼い主
■リード(手綱)をしないこと
■ブラッシング後の毛の処理


■シャベルをぶら提げた飼い主

糞の処理というのは犬の世話をする上で基本中の基本のことなのですが、 それができない飼い主がなんと多いことか。

シャベルを持って散歩している人を見たことってありませんか?
特に問題ないじゃない、そう思われる方もいるのではないかと思います。
もちろんシャベルの他にも数枚の袋やティッシュなどを用意しているのなら問題はありません。
問題なのは、糞を取る道具としてシャベルで十分、と考えていることです。

では袋一枚とシャベルだけしか持たないことの何が問題なのかについてですが、最近は犬が糞をし、シャベルで糞の上に土を盛り、それで処理は終わりという人が非常に多いのです。糞は必ず飼い主が持ち帰って捨てる、それが責任です。いくら糞が見えなくとも、糞はその場に取り残されたままです。

誰も見ていないからいいや、見えないんだからいいや、そういうことではないのです。
糞で不快な気分になるのは勿論のこと、衛生的に問題なのです。

ご自分で犬の世話をしているのだからこそ、他の犬に対しても思いやりがもてませんか。
もし自分の見ていないところで、犬がその糞に鼻でも口でも触れてしまったらどうでしょう。
衛生的にもよくないし、悪い菌が感染してしまったら大変なことです。

わたしからすると、シャベルで処理する人も、糞を最初から取る気のない人と同じレベルです。
マナーとしてもそうですが、どうか他の人や他の犬のことを思いやっていただきたいものです。

■リード(手綱)をしないこと

「俺の犬は利口だから、必ず俺のあとをついてくるんだ。」

リードをつけずに、犬を放したまま散歩をしている人を目にすることがありますが、
それが犬に自由を与えている、ということになるのでしょうか。
犬の好き勝手にさせておくことが自由なのでしょうか。

飼い主ですら、愛犬の全てを知ることはできないのです。
いざ、何かが起こってしまってからでは遅いのです。

もし起こってしまったら、愛犬の身まで危険にさらす可能性だってあるのです。
責任をとる、という意味で愛犬を危険にさらす可能性。そして愛犬に危害が及ぶという可能性です。

先日リードをしていなかったがために、車にはねられた犬がいたそうです。
父によれば、犬は痛さのあまり狂ったように道路の真ん中で、くるくるとひたすら回り続けていたのだそうです。きゃんきゃんと鳴きながら。

リードをつけないことが、犬に対して自由を与えるということではありません。
ドッグランや広い庭、そういった放してもよい場所で放してあげましょう。
きっと喜んでくれるはずです。

■ブラッシング後の毛の処理

その多さにわたし自身驚いているのですが、散歩中にブラッシングをして、
ブラッシングで抜けた毛をそのまま放置していく飼い主がいます。

糞の処理と同様、毛も嫌なものです。不快な気分になることは勿論のこと、食事中に 毛のかたまりがふわふわと飛んできたりなどしたときにはもう、たまったものではありません。

毛、取りましょう。持ち帰って捨てましょう。
そもそも、家でして来てください。

普通、身支度を公共の場でしますか?パンツを公共の場ではいたりしますか?
それと同じことなのです。公共の場では控えるようにしてください。

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